「パレオな男」脂肪減少に効果のあるカフェインとテアニンを試してみた!
カフェインとテアニンを試してみた!
今回は、「パレオな男」で脂肪の減少や集中力アップに効果があると紹介された、
カフェインとテアニンを試してみました。
飲んだサプリは、
「ALLMAX」のCAFFEINE 200 mg 100TABLETSと
「Nowfoods」のL-Theanin 200 mg 120caps
の二つを合わせました。
L-theanineとは?
カフェインのことをご存知の方は多いと思いますので、先にテアニンの方を説明します。
L-テアニンは、緑茶や紅茶、ニセイロガワリというキノコに含まれるアミノ酸です。
アミノ酸は旨み成分と呼ばれ、味覚に美味しいと感じさせます。
そのため、高級な緑茶ほどテアニンなどのアミノ酸の量が多くなります。
緑茶に入っているアミノ酸は、
・テアニン
・アルギニン
の順にテアニンが最も多く含まれ、アスパラギン酸が少なくなります。
これらのアミノ酸はどれも体に良いため、緑茶が健康に良いとされるのはこのためですね。
基本的には、サプリメントのテアニンは微生物由来のグルタミナーゼを触媒とした、
グルタミンとエチルアミンによる転位反応で生成するようです。
テアニンを摂るメリットは?
テアニンの効果には、
・カフェインによる刺激の低下
・血圧の低下
・リラックス効果
などが挙げられます。このカフェインによる刺激の抑制効果があるので、カフェインとテアニンの相乗効果が期待できます。
食品安全委員会によると、各種のカフェイン含有量は、100mlあたりで
コーヒー:60 mg
玉露 :160 mg
抹茶 :64 mg
となっています。つまり、緑茶などを飲んだ時に、コーヒーよりも玉露や抹茶の方がカフェイン量が多いのに、
カフェインによる興奮などを感じにくいのは、テアニンも同時に摂っているためですね
なぜカフェインとテアニンを摂るの?
テアニンのメリットのところで説明したように、テアニンには、カフェインの刺激を抑制する力があります。
これにより副作用を少なくして、カフェインの恩恵を得られます。
ちなみに一粒はこれぐらい、上のほうがカフェイン、下がテアニンです。
大きさはいつものナウフーズと同じくらい。
一粒ずつ飲むには問題ない大きさですね。
減量に効果あり
カフェインを飲むことで、自律神経が刺激されて代謝が促進されます。そのため、運動前などに飲むことで、運動中の代謝がアップします。
また、カフェインが体の熱の発生を促進するため、安静時の食べ物の消化においても、熱とエネルギーを発生させることで代謝もアップします。
さらに食欲を抑制し、食事量を減らすのに役立ちます。
しかし、カフェインに体が慣れてしまうこともあります。その場合は、減量の効果が減る場合もあります。研究では長期的な結果は確認されていませんが、短期間の効果は間違いないでしょう。
皮膚、口腔、のど、その他のガンの予防
968432人の男性と女性、つまり約100万人を対象とした研究では、1日4杯のカフェイン入りコーヒーを飲んだ参加者は、
コーヒーを全く飲まない or ときどき1杯しか飲まない人と比較すると、
口腔ガンにおける死亡リスクが49 %低くなったそうです。
そのほかの関連するガンは、
・子宮内膜ガンのリスクを下げる
・前立腺ガンのリスクを下げる
・頭頚部ガンに対する予防
・乳ガンの再発の予防
・肝臓ガンを予防する
などが挙げられます。
このように、コーヒーが各種ガンの予防をする理由として、抗酸化作用を持つクロロゲン酸が豊富に含まれているからです。
正常な遺伝子が炎症などにより傷がつくと、異常な遺伝子ができます。その異常な細胞が増殖することでガンとなります。
コーヒーのクロロゲン酸が持つ抗酸化作用が、体内の炎症を抑え、遺伝子に傷がつくのを防ぐので、ガンの予防に効果があります。
ここで疑問に思ったのは、ガンの予防に効果があるのは、カフェイン自体ではなく、カフェインを含む飲み物のほうではないかということです。
カフェインを含む飲み物で有名な、緑茶であればカテキン、コーヒーであればクロロゲン酸という、いわゆるポリフェノールが持つ抗酸化作用がガンに効果があると考えました。
そのため、ガンの予防としてカフェインを摂る場合は、カフェインのサプリではなくコーヒーもしくは緑茶で摂るようにしてください。
減量効果と集中力の向上というカフェインの効果を期待する場合では、カフェインサプリで摂っても問題ないです。
どのくらい摂ればいいの?
カフェインとテアニンの効果を最大限に得るためには、
カフェインとテアニンを 1 : 2 の割合で飲むといいです。
カフェインが1で、テアニンが2です。
自分が買ったテアニンは1粒で200 mgなので、カフェインは100 mg飲むとちょうどいいですね。
コーヒーを飲んでカフェインを摂るには、カフェインが100 ml中に60 mgの場合では、
約166 mlですが、そんなに正確じゃなくていいのでコップ1杯に適量でよいと思います。
注意点は?
テアニンの毒性は低く、2500 mg程とっても問題なかったそうなので、サプリで
200 mgや400 mg摂る分には健康を害することはないでしょう。
しかし、カフェインの方には1日の摂取量上限が存在します。
国ごとに目安となる上限は違いますが、欧州食品安全機関(EFSA)によると、
「カフェイン摂取量は成人であれば、1日400 mg未満に抑え、1回の摂取量が200 mgを超えないようにすべき」
とされています。コーヒーであれば、1日で4~5杯までとなっています。
以前ニュースで見たんですが、7年間、1日10杯のコーヒーを飲み続けた女性が、咳をしただけで肋骨が折れるようになったとありました。
これは、コーヒーのカルシウム吸収を阻害する効果が原因であり、コーヒーに含まれるカフェインが、小腸からのカルシウム吸収を防いでしまったのと、利尿作用により体内のカルシウムを排出してしまったようです。
1日4,5杯であれば問題ないですが、それ以上飲んでしまうとこのように別のリスクが発生するので、目安量は守ったほうが良いです。
効果や感想は?
次は、実際に使った時の感想を載せていきます。カフェインとテアニンを飲んでから30分ほどしたら、頭がハッキリしてきました。
一つのことに対する集中力が増して、より長い時間のタスクが可能となりました。
また、歩いたり動いた時の体の温まりが、飲む前よりも確かに上がっていました。
自分は朝起きたらカフェイン100 mgとテアニン200 mgを摂っています。朝に摂ることで、脳が冴えて時間を有効に活用できています。
サプリはあんまり飲みたくないという人は、コーヒーは毎日飲むことをお勧めします。
ガン予防には最もコスパが良いと思います。
最後に自分が飲んでるサプリを紹介します。
Iherbコード:ACM9136
これからも多くのサプリを試してみたいと思っているので、こちらのコードの利用を
お願いします。
まとめ
・カフェインとテアニンは1:2の割合で摂る
・コーヒーでカフェインを摂るとガン予防になる
・カフェインの摂りすぎに注意